がんばってダイエットしたのに
- ダイエット前の体重に戻った!
- ダイエット前よりも体重が増えた!
ダイエットを阻む、憎き「リバウンド」
実は、リバウンドは私たち人間が生きるのに必要な命を守る防御反応なんです!
リバウンドするということは、体が正常に反応しているということです。
今回は、ダイエットには付き物のリバウンドについて
- リバウンドがなぜ起きるのか
- リバウンドを繰り返すと痩せない体になる!?
- リバウンド対策に効果的なダイエット法
をみていきましょう!
リバウンド対策は、リバウンドを緩やかにするために緩やかなダイエットをすること。
ダイエットはがんばりすぎない。
1カ月に体重の5%以上減量する短期的・急なダイエットはNG!
緩やかなダイエット法として「食事日記」をおすすめします。
食事日記には、単に〇kg痩せるという減量効果よりも、食習慣の改善ができるという大きなメリットがあります。
食事日記をおすすめする理由について関連記事がありますので参考にしてみてください。
【ダイエット】失敗続きのアラフィフ女が成功!食事日記おすすめ理由8つ
リバウンドとは体の防御反応

ダイエット前よりも体重が増えている!

それはリバウンド

がんばってダイエットしてもいつもリバウンドで挫折するブー

極端な食事制限などダイエットをがんばればがんばるほどリバウンドしやすくなるよ。

!?

リバウンドは命を守る防御反応なんだよ!

体重が減ると脳は生命が危機にさらされていると判断して、体重を戻そうとするねん!

ダイエット中で食べる量を減らしているのに…生命の危機とは大袈裟な…

食べ物が入ってこないと生き物は飢餓状態と判断するんだよ。
ダイエットを阻む、憎き「リバウンド」
実は、リバウンドは私たち人間が生きるのに必要な命を守る防御反応なんです!
体重が減ると脳は生命が危機にさらされていると判断して、体重を元の状態に戻そうと働きかけます。
ダイエットを始めて食べる量を減らす食事制限をします。
すると、脳は
ダイエット中だから大丈夫!
という判断ではなくて
飢餓状態だ!
という判断をして、体に
入ってきた食べ物は蓄えるように!
と指令を発動します。
なので、食事制限をがんばると体は食べ物の備蓄をがんばろうとする、これが停滞期やリバウンドというわけです。
憎きリバウンドは生き物として当然の反応だったんです。
リバウンドの繰り返しは痩せない体づくり
体重が戻ったり増えたりすることよりも、リバウンドには恐ろしいことが!!
自ら痩せない体をつくっている!!
食べることを我慢して一時的に体重が減っても、リバウンド、また次のダイエットという繰り返しは、
食べる量を減らす → 体重が減る → 脂肪を蓄える → 停滞期 → さらに食べる量を減らす
という負のループに陥り、脂肪を蓄えやすい体質が形成されます。
体重が減らなくなる停滞期も体の防御反応です。
停滞期に「痩せなくなった」と焦って、さらに食事制限を加速すると防御反応が強く働き、さらに痩せにくくなります。
逆に、停滞期にダイエットを諦めてしまうと、それまでの我慢がストレスとなりドカ食いなんてことも…
停滞期にはすでに脂肪を蓄えやすい時期に入っているので、ドカ食いで入ってきた食べ物を備蓄しようとします。
リバウンド対策はがんばらない緩やかなダイエット

大好きな食べることを我慢してもリバウンドで挫折…

リバウンドは体の正常な防御反応だから、ダイエットにリバウンドは付き物なんやで。

ダイエットを成功させる方法はないの?

ダイエット成功のコツはリバウンドを緩やかにすること。

リバウンドを緩やかに?

リバウンドを緩やかにするためには緩いダイエットをすること!
極端な食事制限で短期間に痩せようとするとリバウンド反応が強くなるねん!
減量目標は1カ月に体重の5%未満

若かりし頃のダイエットでリバウンドしてしまった…
10kg痩せて20kg太った!

倍返しだ!!
食事制限をがんばるほどに体の防御反応、つまり、リバウンドが強く起こりやすくなります。
ならば!
ダイエットはがんばらない!
実はワタクシ、過去に10kg痩せて20kg太るという倍返しのリバウンドをしてしまったことがあります。その時はホンマ、体調を悪くしました。
ダイエットにリバウンドは付き物、しょうがないことなのでリバウンドを緩やかにする対策をしましょう。リバウンド対策は、
- リバウンドを気にしない
- ダイエットはがんばらない
- 減量は緩やかに
減量目標を1カ月に体重の5%未満としましょう。
例えば、体重が60kgの場合、1カ月に減らしてもいい体重は3kgまで!
おすすめのダイエット法は、食事日記を始めてまずは1kg痩せることからです。
食事日記は食べるダイエット!リバウンド対策に最適!
ダイエットは食事制限ではなく改善!
食事制限をがんばれば、がんばるほどに脂肪を蓄えやすい、痩せにくい体になるんです!
ならば!
食べましょう!
食べる!その食べ方を改善しましょう!
食事日記で食べ方の悪いクセを改善!
具体的に、食べ方の改善とは
- 夜に食べる
- 腹いっぱいになるまで食べる
- 食べる時間がバラバラ
- おうち時間で何となくダラダラと食べる
- スナック菓子をポリポリと食べる
など、食べる量と食べる時間を改善します。
本当にお腹が空いていますか?
ダラダラ、ポリポリ、何となく食いをやめるだけでもかなりのダイエット効果があります。
とはいえ、何となく食いは「何となく」やってしまっているのでなかなかの厄介…そこで効果的なのが食事日記というわけです。
食べた物を書き出して何となく食いを「見える化」します。
自分が思った以上に食べていることが見える化、つまり、発覚します。
まずは、今日の朝起きてから食べた物を書き出してみましょう!
食事日記の緩いダイエット方法がリバウンド対策に最適!
ダラダラとポリポリの何となく食いを反省…これだけでも明日からの無駄な食べ方が減って簡単に1kgは減量できます。
食事日記を始めると「書く手間」と「食べない」を天秤にかけて「食べない」を選ぶことが増えていき無駄な食べ方が減ります。
まずは1kgの減量!1kg、ちょっとずつという緩いダイエットがリバウンド対策になります。
食事日記の効果は減量よりも規則正しい健康的な生活習慣
食事日記に食べた時間も記録するとさらに効果あり!
ダイエットしようとすると、食べる物や量に注意しがちですが、
- 夜に食べる
- 食べる時間がバラバラ
- おうち時間で何となくダラダラと食べる
- スナック菓子をポリポリと食べる
などの悪いクセは食べる時間に注意すると改善できます。
食べた時間も見える化することで、今までよりも食べる時間に対する意識が高まり、食べる時間を規則正しくできる効果があります。
食べる時間が規則正しくなると生活そのものが規則正しくなります。
規則正しい生活は、単にダイエットで〇kg痩せるという目標よりも、もっと大きな成果です。

5kg痩せたい
短い期間で痩せたい人にとっては、食事日記は地味で時間のかかる方法ですが、
- 短期間で5kg痩せて体がしんどい
- 体重の減り方は緩やかだけど規則正しい生活で体調が良い
2つを比べると、規則正しい生活で体調が良いほうが絶対におすすめです!

体重よりも規則正しい健康的な生活!
食事日記のメリットについて関連記事がありますので参考にしてみてください。
【ダイエット】失敗続きのアラフィフ女が成功!食事日記おすすめ理由8つ
ダイエットとは食習慣
ダイエット(diet)という言葉には、「減量」だけでなく、「食習慣」「食生活」という意味もあります。
日本語の「ダイエット」は、専ら「減量」の意味で使われていますね。
しかし、元の英語「diet」では基本的に食べ物であったり「食習慣」「食生活」を意味します。
食生活は一生の大事。
単に体重を落とす減量ではなく、食事日記で食習慣の改善をしましょう!
健康的な食習慣は資産です。
体重で一喜一憂するよりも食習慣の改善を目標とするダイエットにすると、リバウンドの繰り返しという落とし穴も回避できます。
リバウンド対策に食事日記はおすすめです!
まとめ
- リバウンドは生命の危機を回避しようとする体の正常反応
- リバウンドを繰り返すと体の防御反応が強くなり、さらに痩せにくい体質にする
- ダイエットにリバウンドは付き物、リバウンドを緩やかにする対策がダイエット成功のコツ!
- 1カ月の減量目標は体重の5%未満!
- まずは無駄な食べ方を減らして1kg減量からスタート!
- 食事日記を活用して食事制限よりも食事改善!
- ダイエットは減量よりも健康的な食習慣!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
おおきに!